こんにちは。
将来の夢は宇宙飛行士になること、mukaiyachiです。
11月12日に八戸ポータルミュージアムはっちで行われた
『起業のアートと科学』というセミナーに参加しました。
このセミナーはアメリカの大手インターネット新聞『ハフィントン・ポスト』のCTOを務めたり、自分でRebelMouse社を設立したりしたポールベリーさんの体験を聞き、起業の新たなアイデアのヒントを得ようというものです。
ちなみにポールさんの運営しているRebelMouseというサービスは、FacebookやTwitterやブログ、インターネット上で見つけたお気に入りの記事を1ページにまとめることができるサービスです。
今回のセミナーのタイトルは『起業のアートと科学』という名前ですが、その内容の大部分はポールさんがこれまでどのような企業で働いてきたかという話でした。
ポールさんはまず最初に自分はとても運が良かったという話をしました。
それは、他の人が会社を立ち上げるのを見たり、他の人の会社をサポートしたり、自分で会社を立ち上げたりすることができたからだということです。
ポールさんはこれまでに様々な会社に在籍していて、今回はそのなかの4つの会社のことについて話をしてくれました。
1つ目は『パロアルト・ソフトウェア』で、ポールさんのお父さんが創業した会社だそうです。
資金調達はほぼ外部からせずに、貯金や銀行からの借り入れによって会社を成り立たせていったとのこと。
会社を設立した理由が「上司の元で仕事をしたくないから」だそうで、そのような理由でも自ら行動に移し、会社を作ったのは素晴らしいと思います。
2つ目は『Avaaz.org』で、サービスのユーザーの寄付から成り立っているそうです。
何でも2日で300万ドル集めることができるそうで、そのユーザーからの信頼のされ方は見習う必要があると思います。
3つ目は『ハフィントン・ポスト』で、ポールさんが入社したときは、現在のような有名サイトではなく、とても小さなブログだったそうです。
ニュースサイトだけれども、運営メンバーは誰もジャーナリズムの専門家ではなかったそうです。
なのにここまで大きなサイトになることができたのは、自信を持って行動したからだとおっしゃっていました。
4つ目は『RebelMouse』でポールさんが設立した会社です。
会社の事務所にいるメンバーだけでなく、インターネットを通じて世界中の才能を持った人に参加してもらい、サービスを運営しているそうです。
講演のなかでポールさんが何度も言っていたのが、今は昔と違いインターネットがあるので、地方にいても世界の人たちと同じ情報にアクセスでき、世界中のお客さんとつながることができるということ。
インターネットがあればどこにいても、自信を持ってアイデアを実行すれば、世界に変化をもたらすようなことはできるということでした。
確かにその気になれば自分で知識を探しに行って様々なことを学ぶことは可能であると思います。
また、インターネットを使ったツールにより、世界中の人とコミュニケーションをとり、自分たちの足りない部分を補い合うというのも可能です。
今回ポールさんから聞いた話をヒントにして、地方にいるからとか日本にいるからだとか言い訳をせずに、日本中、世界中の人々をターゲットにして、自分たちのつくりだしたものによって人々の生活をより豊かに、より進歩させることが実現できるように励んでいきたいです。