こんにちは。
好きなサッカー選手はバティストゥータ、mukaiyachiです。
2月28日に八戸プラザホテルで行われた『サッカー×IT アイデアワークショップ』というワークショップに参加しました。
このワークショップは2月22日に開催された『サッカー×IT インプットワークショップ』で話し合われた課題や展望を解決するアイデアを出し合うというものです。
参加者はどちらかというと開発者以外の方が多い印象でした。
しかし、ヨーロッパで女子サッカーをしていた方や、サッカーを通じて地域活性化を目的に活動している方など、普段接する機会のない方々と話をすることができて良かったと思います。
また、これまでにも様々なワークショップに参加したことがありますが、今回はアイデアを出す手法として初めて体験したものがあり良い経験となりました。
それは『Value Graph(バリューグラフ)』というもので、
・グループ内でコミュニケーションを取りながら「これって何ため?」という問いを繰り返し、上位の目的を求めていく。
・上位目的として挙げたものを、階層の抽象度を意識しながらプロットする。
・上位の目的を「どうやって」実現するかを考え、検討対象に対する代替案を求めていく。
・検討対象の顧客要求を特定し、それらを実現する手段を求めていく。
(引用元:4.ワークショップデザイン可視化カード)
といったものらしいです。
この手法を使うことによっていろいろな角度から課題や展望を解決する手段が考えられました。
次にその手段を実現するためのITを活用したアイデアをそれぞれ考えチームの中で発表し合いました。
ただ発表をするのではなく、発表を聞いているチームのメンバーが、さらにこんな機能を追加したらもっと面白く便利になるだろうということを指摘する、というルールがあったのですが、自分では気づかないアイデアに気づくことができるので面白いと思いました。
最終的には試合のチケットを購入したり地域のお店でご飯を食べたりするとポイントが貯まり、貯まったポイントでチームのグッズがもらえるアプリや、選手の動画や格言によって選手とファンの一体感を生み出し、さらにJリーグ昇格への盛り上がりも可視化することで、昇格に向けて意思統一を図るアプリ、など面白いアイデアが生み出されました。
今回私はサッカーとITという組み合わせがとても面白いと思ってこのアイデアワークに参加しました。
個人的には昔からサッカー等のスポーツは、テクノロジーの進化とともに発展してきているという面があると思っています。
試合の分析や、選手の能力向上、さらに報道や広告に至るまで、現代のスポーツでは最新のテクノロジーが使われています。
2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、それまでにもっとスポーツに関連したIT技術は進化して、それにともなって選手の能力やスポーツの楽しみ方も発展していくことでしょう。
弊社も何かしらスポーツに関連した製品を作ることによって、スポーツの発展に少しでも役立つことができれば良いなと思いました。