&Line変数を使用して左右2列の帳票を作る際のサンプルコードをご紹介します。
1. &Line変数とは
GeneXusが標準で持っている組み込み変数で、帳票作成時にY座標のようなものを保持してくれています。
2. レイアウト準備
今回はヘッダ部、左側明細、右側明細、フッター部を用意しました。
明細部にはNoと&Line変数で保持している現在の位置を出力します。
3. サンプルコード
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 |
Header //ヘッダ部 print PrintBlock1 //明細ヘッダの最終座標を保持 &OldLine = &Line End For &i = 1 to 80 &D_NO += 1 Do Case Case &D_NO < 40 //右側明細 print PrintBlock2 Case &D_NO = 40 //右側明細 print PrintBlock2 //座標を明細ヘッダの最終座標に戻す &Line = &OldLine Case &D_NO > 40 //左側明細 print PrintBlock3 EndCase EndFor //明細部最終ライン Print PrintBlock4 //備考欄 Print PrintBlock5 |