ホワイトボードでの作業を

システム管理で効率化

木村牧場

https://www.kimurafarm.jp/
  • #ウェブシステム開発
  • #現場業務効率化
木村牧場

事業内容


安全な国産豚の生産と供給
そして、つがる豚を育ててくれた地域への貢献


木村牧場は養豚業を通じて地域産業とともに歩み、日本の食文化への貢献を目指しています。
青森県津軽地方の清らかな環境のもと、津軽平野で契約農家さんが育てた新鮮なお米を飼料に配合し栄養計算することで豚の健康を維持し、年間3万5千頭の豚を国内外に出荷しています。
安心・安全な肥料づくりの他、クリーンエネルギーを供給する取り組みも行っています。
木村牧場様ホームページ:事業内容より引用

飼料課
飼料課は、つがる豚の飼料原料となる飼料用米の受け取りと管理、自家配合飼料の製造をおこなっています。
地域産業との連携により作られる「つがる豚」の、いわば中継地点としての役割を担っています。
木村牧場様ホームページ:飼料用米より引用


課題

集荷や配車などの情報を事務所のホワイトボードで共有
△ 記入の手間、事務所への移動の手間が発生していた
細かい情報共有が困難で担当者しか配車が組めない
△ 担当者がいないと作業ができず負担が大きかった

システムの概要

集荷依頼受付から配車までをサポート・管理するシステムです

集荷先までの移動時間、積み込み作業にかかる時間、侵入可能車両など様々な情報をシステム上で管理することで集荷依頼受付時にどのくらい稼働時間が残っているかが一目で分かり、受付可能かを簡単に把握することができます。
どの車両がどこへ集荷しに行くか、配車作業もドラッグ&ドロップで行うことができます。
スマートフォンも対応しているため、外出先でも操作が可能です。

・指先一つで情報を入力・変更できるので入力時の手間を削減
・今まで頭で計算しないといけなかった作業もシステムにおまかせ
・スマートフォンでどこでも確認ができ移動時間を大幅に削減

お客さまへインタビュー

Q.導入のきっかけを教えてください

配車担当者の負担を減らそうと思ったからです

今まで集荷を行うための配車を担当者が一人で考え、ホワイトボードに書き込んで他の人に共有するということを行っていました。
会社全体として業務をシステム化していこうという流れがあった中で、この配車の作業をシステム化して負担を減らそうと考えました。

Q.解決したかった悩みを教えてください

担当者がいないと配車を組むことができませんでした

集荷先までの移動にかかる時間や稼働できる車両の情報など、様々な情報が担当者の頭の中だけにあり、担当者がいないと配車を組むことができませんでした。
そういった情報が共有されることで担当者だけではなく、全員が配車を組めるようになることが理想です。

さらに、事務所に行かなくても情報を共有できるようにしたいと考えていました。
集荷や配車の状況が変われば都度事務所に移動してホワイトボードに書き込み、それを他の人へ写真を撮って送ったり他の人が事務所まで移動して確認したり、情報共有のために必要な移動時間や手間が発生していました。

Q.システム導入後の変化はいかがですか?

作業時間が3分の1になり、間違いも減りました

今までホワイトボードに書いていたものは全て不要になり、記入や確認のために事務所に戻ることも無くなりました。
この日にどれくらい依頼を受けられるか判断するための計算はシステムが行ってくれるので、頭で考える必要もなくなりました。
その結果、システム導入前と比較して配車担当者の作業時間は3分の1ほどに減り、今までできなかった他の作業に回る余裕ができました。
配車作業以外でも、今までホワイトボードを見て手で入力していた書類作成もシステムから出力されるようになって間違いが減り、集荷完了状況が登録できるようになって残作業の把握がしやすくなるなどトータルでかなり良くなったと感じています。

Q.依頼してみてどうでしたか?

対応力から成果物まで、100点満点です

7月にご相談して9月の集荷が始まるまでには、、と短期間で作っていただくことになったため、70点くらいできればと思っていたのを想定より上回って作ってもらえたと思っています。
使いやすく、見やすく、自分たちが使いたいものを作っていただけました。
実際に使用して、今シーズンどうしても対応してもらいたいという要望に関してもスピード感を持って対応していただけて助かりました。

作成した画面をご紹介

集荷依頼管理(パソコン)

集荷依頼管理(パソコン)

1週間分の集荷情報を一覧で確認できます
稼働時間も表示されるので、登録画面を開かなくても事前に予約できない日を把握することができます

集荷登録画面(スマホ)

集荷登録画面(スマホ)

集荷先の生産者情報に紐づいている情報からその場で稼働時間を自動算出します

配車画面(パソコン)

配車画面(パソコン)

どの車両がどの集荷をするかをドラッグ&ドロップで配置できます
車両が集荷を終え倉庫まで帰ってきたらタップして集荷を完了にできます

使用技術

・バックエンド:Laravel
・フロントエンド:Vue.js(TypeScript)
・データベース:MySQL

担当者より

担当者

依頼の電話を受けながらの操作や、誰でも簡単に操作できることを意識し、なるべく少ない操作で必要な情報が登録できるよう心がけました。
特に配車画面では、ドラッグ&ドロップで操作できるような仕組みにすることで車両に対しての集荷を簡単に変更できるようしました。